思い出の家を長持ちさせる!空き家管理のすすめ
近年、人口減少に伴い空き家の数が増えています。
秋田県でも空き家に関する問題が取り上げられることが多くなりました。
今回は、空き家管理について紹介していきます。
なぜ空き家管理が必要か?
空き家を放置していると、建物の劣化や庭の荒れがひどくなり、近隣住民へ迷惑をかけてしまう可能性があります。明らかに空き家だとわかる家は放火のターゲットになりやすく危険です。
また、所有する空き家を荒れたままにしていると、特定空き家に指定されてしまうことがあります。特定空き家は固定資産税の優遇を受けることができないため、税金面の負担が大きくなります。
そのため、定期的な空き家管理が必要です。
空き家管理でやること
空き家は、家の管理と庭の管理がそれぞれ必要になります。
家の手入れと庭の手入れで必要なことは以下の通りです。
①家の管理
・家の換気
・通水
・部屋の掃除、劣化チェック
家の換気
引用元:写真AC
家の窓や扉を閉めきったままだと湿気がこもりやすく、カビが生えてしまいます。建物の劣化にもつながるため、定期的に家中の窓を開けて換気を行います。
通水
引用元:写真AC
水道の水をずっと使わないままでいると、排水パイプにたまった水(封水)が蒸発してしまい、悪臭の発生や害虫・ネズミの侵入につながります。それを防ぐために通水が必要です。
1分ほど水道の水を出したままにして、封水をためておきます。
通水をすることで、水道管のサビや水漏れなどの不具合を早期発見することが可能です。
水道管のメンテナンスのためにも、水道契約は継続しておくことをおすすめします。
部屋の掃除、劣化チェック
引用元:写真AC
人がいない家はホコリがたまりがちです。ホコリがあることでカビやダニの発生につながるため、掃き掃除と拭き掃除をします。
また、掃除の際に天井・床・壁などに雨漏りや劣化がないか確認しておきます。
家の劣化を早めに発見・修理しておくことで家を長持ちさせることが可能です。
家の管理まとめ
換気・通水・掃除といった家の管理を定期的にすることで、家の劣化を防ぎ、良い状態を維持することができます。
②庭の管理
・草刈り
・庭木剪定
・ゴミ回収
草刈り
引用元:写真AC
人が住んでいない家の庭は雑草が伸び放題になってしまいます。雑草が多いと害虫が発生しやすく近隣住民からのクレームが起こりがちです。
また、雑草が放置されている家は空き家だとわかりやすいため、ゴミの不法投棄をされてしまう可能性もあります。
不審者や野生動物の侵入による被害も起きやすいため、定期的な草刈りが必要です。
庭木の剪定
引用元:写真AC
庭木がある場合は、定期的な剪定が必要になります。
特に、庭木が隣家の近くに生えている場合、伸びた枝が隣の敷地まで伸びてしまい、近隣トラブルにつながってしまいます。
定期的に剪定をしておくことでトラブルを避けることができます。
特別に残しておきたい木でなければ、伐採・抜根をしておくと剪定の手間や費用を抑えることが可能です。
ゴミ回収
引用元:写真AC
長い間空き家にしておくと、ゴミの不法投棄をされやすくなります。ゴミを放置すると不法投棄も増えるため、草刈りや剪定と一緒にゴミの回収もしておきます。
庭の管理まとめ
庭の管理は手間がかかりますが、衛生面や防犯面で非常に重要な作業です。
家だけでなく庭の管理も定期的に実施する必要があります。
空き家管理はガーデンサポートあらかわまで!
今回紹介した空き家のメンテナンスは、月に1回(夏場は1〜2週間に1回)程度行うのが効果的です。とはいえ、時間や体力がなかったり、所有する空き家が遠方にあるため空き家管理ができない方も多いのではないでしょうか。
ガーデンサポートあらかわでは、秋田県内と近隣県の空き家管理の代行業務も行っています。
対面でのお見積もりはもちろん、リモートでのお見積もりや管理内容の相談も受けつけています。お気軽にお問い合わせください!
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